管理栄養士の食育ブログ

食育に特化した料理教室を自宅開催するのが目標で、勉強しようと思っているところです。

☆春はもうすぐそこ!桜の花のお話☆

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こんにちは。
管理栄養士のmimiです。

みなさん、毎日元気にお過ごしですか?

わが家はインフルエンザのリレーの真っ最中。
失うと気づく健康な毎日の有り難さ。

ようやく、少しずつ普通の生活に戻りつつあり、
普通の毎日に有難く思う今日このごろです。

気づけば日も随分伸びて、
卒業シーズンでもあり。
季節は足早に春ですね!

春というと
どんな食べ物をみなさまは思い浮かべますか?


わたしは、イチゴに桜!
個人的に桜の香りが大好きで、
こぞって桜スィーツを買ったり、
作ったりしてしまいます。

そもそも、桜の花の塩漬けは
どんな桜の花?
どうして独特の香りがするの?

そんなお話をしようと思います!



まず、塩漬けに使われる桜は、
八重桜の花です。

簡単に作りかたをお話すると

花を摘み、洗い、
しっかり脱水して乾かします。

これを塩漬けにします。

桜の花の重さの2倍の重石をして、
水が上がってきたら
花を丁寧に絞ります。

これを白梅酢に漬けて、
1週間漬けこみます。
風通しのよい所に陰干しします。

塩をふりかけて、
瓶の中に入れて保存します。


さっと塩を洗い、
桜湯としたり、
吸い物に入れたり、

白玉団子に入れたり、


和菓子やケーキに使用したり、
楽しみます。


そして私が大好きなあの香りは、

クマリン(C9H6O2)という成分です。

生の花では香らず、
塩漬けにされると糖が分離してクマリンが生成され、甘い香りを放ちます。

この独特の香りには、ホッとリラックス効果のほか、解熱や咳止め作用も期待できます。
血圧低下作用や二日酔い予防作用なども効果があるそうです。


日本には四季があり、
食べ物で季節を感じられるのは
素敵なこと、、、。


今年は桜の花を
手作りお菓子や料理に使ってみませんか?



わたしの新しい本、

こどもと作る、食べる
食べきりサイズのおやつのレシピ


第3冊目も完成しました。

いつかみなさまにお届けできる日が
来るといいな!


ではまた。