管理栄養士の食育ブログ

食育に特化した料理教室を自宅開催するのが目標で、勉強しようと思っているところです。

☆親子で作れるおやつのレシピ オレンジグミ☆

すっかり初夏の陽気。

管理栄養士のmimiです。
こんにちは。

梅雨がやってきました。
毎日気温がガタガタ。

1歳の子は季節の変わり目に負けて、
風邪をこじらせています。

失って気づく、健康のありがたさ。

みなさまは元気に過ごされますように。


さて、今日ご紹介するのは、
グミです。

こどもに、何で出来てる?
どんな味が好き?

なんてお話しながら作ると楽しいです。

グミのレシピをご紹介。

食べきりサイズのおやつのレシピ

☆オレンジグミ☆

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材料
オレンジ 1個
→果汁を絞り、50mlとる
ラニュー糖 小さじ1と2分の1
水飴 小さじ1
ゼラチン 5グラム
水 大さじ1
レモン汁 小さじ2分の1

準備
ゼラチンと水を合わせ、ゼラチンをふやかしておく

1.オレンジ果汁を鍋に入れて、7分煮詰め、25mlになるまで煮詰める。
→煮詰め終わったら計量し、25gはかりで計る。

2.グラニュー糖、水飴を入れて火にかけ、混ぜてよく溶かす。

3.火をとめ、ゼラチンを混ぜる。

4.レモン汁を入れて混ぜ、ラップを敷いた皿に流す。

5.冷蔵庫に入れて固まれば、好きな型で抜く。



4歳のわが家のキッズも
楽しくて料理に夢中。

たまごを割ること、
混ぜること、
材料を入れること、、、


簡単なことでも、楽しい様子。

卵の殻を割る音が聞こえると、
割りたい!とやってきます、笑。

上手だねー

〇〇くんが作ると
さらに美味しいねー

なんて言うと得意そう。
さらに料理や食べることが好きになります。

料理も勉強も、日々の生活も、
褒められて、感謝されると嬉しいもの。

子育ては料理でも、何でも、
通じるものがありますね。



今日はゼラチンを使ったので、
最後に凝固剤の種類と特徴の豆知識を。


☆ゼラチン
豚や牛の骨や腱が原料。

弾力性と粘性が強いため、やわらかい。体温でとけるので、アガー、寒天に比べて一番口溶けがよい。泡を抱き込む力を持っているため、ムースやマシュマロなどふわふわした食感も可能。
生のパイナップルやキウイ、いちじくなどにはタンパク質を分解する酵素が含まれるため、ゼラチンが固まりにくくなってしまいます。
粉ゼラチン、板ゼラチンと種類があります。

☆アガー
カラギーナン(海藻)、ローカストビーンガム(マメ科の種子の抽出物)などを混合したゲル化剤。
ゼラチン、寒天と比べて最も透明感が高く、美しい光沢があるので、素材の色をいかすことができる。寒天とゼラチンの間のような、プルッとした独特の食感があります。無味無臭なのでどんな素材でも風味の邪魔をしないという特徴があります。
☆寒天
テングサやオゴノリなど海藻が原料。

アガー、ゼラチンと比べて最も凝固力が強く、わずかな量で多くの水分を固めることができる。透明感や弾力はほとんどなくホロッとくずれ、なめらかな食感。
粉寒天、糸寒天、粉末寒天と種類があります。


これから冷たいものが美味しくなる季節。ぜひ様々な凝固剤を使い、料理やお菓子作りに活用してみてはいかがでしょうか?

今日もお読みいただき、ありがとうございました!