管理栄養士の食育ブログ

食育に特化した料理教室を自宅開催するのが目標で、勉強しようと思っているところです。

☆季節の手仕事 梅シロップ☆

こんにちは。
管理栄養士のmimiです。

ジメジメした梅雨の時期。

気持ちまで落ち込みがちな日も、
出てくるかもしれませんが、

毎日の生活を楽しんで、
気温の変化にも負けず、楽しく元気に
過ごしたいですね!



さて今回のレシピ。

日本には四季があります。
季節の手仕事をわたしは楽しみたいと
思っています。

今の時季の手仕事といえば梅。

わが家で、今年は
子ども達と一緒に梅シロップを作りました。

出来たらドリンクに、
梅シロップをゼリーに。
シロップをお料理に。
いろいろ使えます。

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作り方は簡単。

材料
青梅  500グラム
砂糖 500グラム

作り方
1.梅はたっぷりの水に1時間漬けて、アクをぬく

2.水気を丁寧に拭きとって、梅のなり口を竹串を使い、とる。

梅のなり口は
ゴミや水分も溜まりやすいので、丁寧に取ります。

この作業、子どもも楽しめます。

傷つけないように、
丁寧にとるように!
声をかけてあげましょう。

3.梅をジップロックに入れて、冷凍庫で一晩かけてカチカチに凍らせます。

4.煮沸消毒した瓶の水気をよく拭き、砂糖、梅、砂糖、梅、砂糖、の順に入れる。

5.1日1回瓶をふり、1週間〜待つ。
砂糖が溶けたら出来上がり。

今年、わが家の4歳の子が
楽しんで梅の作業をしました。

毎日眺めて仕上がりを楽しみにするのも良い経験!

自分が手をかけたものは、
きっと愛情持って大事にいただくはず!

わが家の毎日の定番にしたいと思います!
季節の手仕事、良いですね!


今日のメインになる梅の栄養ですが、

梅は有機酸を多く含みます。
疲労回復などに有効なクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、
その他各種有機酸が豊富に含まれています。

梅の栄養価値は果物の中でも優れており、
タンパク質や、カルシウム、カリウム、リン、鉄などのミネラル(無機質)や、
ビタミンA・B1・B2・Cなども豊富に含まれています。


具体的には、
疲労回復、老廃物の排出、
血液をサラサラにする作用や、
子どもの成長に欠かせない
カルシウムや鉄分を吸収しやすくする効果もあります。

もっともっと。

この梅パワーで、今年の夏は元気に乗り切れたらいいな。


季節の手仕事をこどもと一緒に楽しむ暮らし

わたしの幸せです。
一歩一歩、やりたいことを形に。



ではまた。

☆親子で作れるおやつのレシピ オレンジグミ☆

すっかり初夏の陽気。

管理栄養士のmimiです。
こんにちは。

梅雨がやってきました。
毎日気温がガタガタ。

1歳の子は季節の変わり目に負けて、
風邪をこじらせています。

失って気づく、健康のありがたさ。

みなさまは元気に過ごされますように。


さて、今日ご紹介するのは、
グミです。

こどもに、何で出来てる?
どんな味が好き?

なんてお話しながら作ると楽しいです。

グミのレシピをご紹介。

食べきりサイズのおやつのレシピ

☆オレンジグミ☆

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材料
オレンジ 1個
→果汁を絞り、50mlとる
ラニュー糖 小さじ1と2分の1
水飴 小さじ1
ゼラチン 5グラム
水 大さじ1
レモン汁 小さじ2分の1

準備
ゼラチンと水を合わせ、ゼラチンをふやかしておく

1.オレンジ果汁を鍋に入れて、7分煮詰め、25mlになるまで煮詰める。
→煮詰め終わったら計量し、25gはかりで計る。

2.グラニュー糖、水飴を入れて火にかけ、混ぜてよく溶かす。

3.火をとめ、ゼラチンを混ぜる。

4.レモン汁を入れて混ぜ、ラップを敷いた皿に流す。

5.冷蔵庫に入れて固まれば、好きな型で抜く。



4歳のわが家のキッズも
楽しくて料理に夢中。

たまごを割ること、
混ぜること、
材料を入れること、、、


簡単なことでも、楽しい様子。

卵の殻を割る音が聞こえると、
割りたい!とやってきます、笑。

上手だねー

〇〇くんが作ると
さらに美味しいねー

なんて言うと得意そう。
さらに料理や食べることが好きになります。

料理も勉強も、日々の生活も、
褒められて、感謝されると嬉しいもの。

子育ては料理でも、何でも、
通じるものがありますね。



今日はゼラチンを使ったので、
最後に凝固剤の種類と特徴の豆知識を。


☆ゼラチン
豚や牛の骨や腱が原料。

弾力性と粘性が強いため、やわらかい。体温でとけるので、アガー、寒天に比べて一番口溶けがよい。泡を抱き込む力を持っているため、ムースやマシュマロなどふわふわした食感も可能。
生のパイナップルやキウイ、いちじくなどにはタンパク質を分解する酵素が含まれるため、ゼラチンが固まりにくくなってしまいます。
粉ゼラチン、板ゼラチンと種類があります。

☆アガー
カラギーナン(海藻)、ローカストビーンガム(マメ科の種子の抽出物)などを混合したゲル化剤。
ゼラチン、寒天と比べて最も透明感が高く、美しい光沢があるので、素材の色をいかすことができる。寒天とゼラチンの間のような、プルッとした独特の食感があります。無味無臭なのでどんな素材でも風味の邪魔をしないという特徴があります。
☆寒天
テングサやオゴノリなど海藻が原料。

アガー、ゼラチンと比べて最も凝固力が強く、わずかな量で多くの水分を固めることができる。透明感や弾力はほとんどなくホロッとくずれ、なめらかな食感。
粉寒天、糸寒天、粉末寒天と種類があります。


これから冷たいものが美味しくなる季節。ぜひ様々な凝固剤を使い、料理やお菓子作りに活用してみてはいかがでしょうか?

今日もお読みいただき、ありがとうございました!



☆親子で作れるおやつのレシピ くるみクッキー☆

こんにちは。

一気に季節は進み、あっという間に夏のような陽気ですね。

わが家のキッズ達も、急な気温の変化に体調を崩し気味。

土日はゆっくり休んで、元気復活です。

心も体もゆっくり休めることは
大切!!幸せですね!


さて、私事ですが、6月から料理関係の新しい仕事に就くことになりました。

食育教室をやることは夢であり、
目標ではありますが、

もう少しあたためます!


そうは言っても、

☆食育教室を開くこと!

☆いつかこどもレシピ本、お料理のワーク(ドリル)を作り、できたら出版する!

は人生の目標なので。


このブログで、目標に近づけるように
簡単なおやつレシピ、
栄養の話などを綴りたいと思っています。


またブログの内容を
軌道修正するかもしれませんが。


とりあえず、よろしくお願いします。



さて早速。

わたしが大事にしたいと思っていること、

☆こどもと料理を楽しむ時間

そして

☆こどもに食事の大切さ、
料理の楽しさを伝え、一緒に楽しむこと

☆こどもの料理が好き!の好きを伸ばしてあげたい

最終的には、いつか
わたしの料理教室にきた子が
パティシエや料理家、栄養士、
料理好きな良きお母さんになってくれたら


という大きな目標があります。


書いて自分も再確認。
夢に近づかなきゃね。


そこで、目標に近づくべく
先日おやつのレシピをまとめました。


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こどもと作る、食べる
食べきりサイズのおやつのレシピ





一度作ると、たくさんできるレシピが多いけれど、
今日のおやつをすぐに手軽に親子で作って楽しめて、おいしいレシピ
を増やしたくて。

まずはこのおやつのレシピを
このブログで綴ります。


とても簡単で、おいしいです。

今回は第1回目。
イラスト付きのレシピです。
どうぞ。

くるみクッキー



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簡単で美味しいです!
ぜひ親子でお楽しみください。



今日はくるみを使ったレシピなので、
くるみの栄養についてひと言、豆知識。


くるみには

☆悪玉コレステロールを下げるリノレン酸
☆疲労回復効果のあるビタミンB1
☆アレルギー予防や健康な皮膚や髪の毛を作るビタミンB6
☆美容ビタミン、ビタミンC
☆血行を良くするビタミンE

などなど、体に良い成分を多く含みます。
ぜひ毎日少しずつ摂って、元気に毎日過ごしましょう。


ではまた。



☆外ごはんの衛生管理☆

ゴールデンウィークが終わりました。

今日から通常の生活に戻る方も多くいらっしゃると思います。

わが家は、初のバーベキューを
近くの公園で楽しみ、連休最終日を締めくくりました。


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暑い中で、衛生管理が不安な季節です。
特に小さな子どもを抱えていると、特に心配になります。

これから更に梅雨も来て、家庭でも衛生管理が心配になる季節。

バーベキュー、お弁当を外で食べるときの
衛生管理の工夫、ポイントを今日は書きたいと思います。

☆トングや箸の使い分けをする
菌を蔓延をさせないポイントです。
その他、包丁、まな板なども野菜用と肉用は分けましょう。
切るものは野菜⇨肉、魚の順だと洗い物の回数も少なく済み、スムーズです。
肉、野菜を扱った後の手洗いも念入りに。

☆調理の直前まで、食材を冷やす
お弁当を持って行く際は、保冷剤をつけましょう。

☆おにぎりはラップを使い、握る
手に付着した菌が時間の経過で蔓延し、食中毒を起こす可能性があります。

☆お弁当箱は完全に冷めてから閉める
40度前後の温度帯は食材が傷みやすいです。冷めてからお弁当箱の蓋を閉じましょう。バーベキューに加熱した食材を運ぶときも同様です。


以上のことに気を付けて、安全に外ごはんを楽しみましょう!




それにしても
青空の下のごはんはとても気持ちが良いです。
これから、キャンプやバーベキューにはまってしまいそう。

子ども達も、いつも以上にたくさん食べました。

なかなか子どもが食事を食べなくてお悩みの方は、

☆お弁当を持って外でランチしてみる

☆自宅のテーブルに敷くランチョンマットを様々な種類準備してみる

など、食事の環境を変えてみる、のも良いアイディアかと思います。

毎日のごはんをちょっとした工夫で
さらに楽しみましょう!

☆食育いろいろ☆

んにちは。
管理栄養士のmimiです。

新生活、みなさま慣れてきましたか?

さて、わたしは先日、
1番興味がある食育講座に参加してきました。

今日は食育について、書きたいと思います。

平成17年に食育基本法が制定されました。

ネットでも、様々な解釈がされておりますが、

国民一人ひとりが生涯を通じて健全な食生活を送り、日本固有の食文化を継承できるように、食について考える習慣や食べ物を選択する力を身につけるための教育

これが食育です。
少々堅苦しい??

本当に食育とは、幅が広いのですね。

今日は簡単な食育を。

こどもの好き嫌いに悩んでいるママはいませんか?

こどもの嫌い!を
好きにする、簡単なコツを今日はお伝えます。

それは、、、

料理をすることです!

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シイタケが嫌いな子は、
シイタケを刻んで、
お鍋に入れてみる

嫌いなものは、かなり細かくする子が多いです。

トマトが嫌いな子は
包丁で切って、葉野菜の上に
盛り付けてみる。

不思議と自分で料理をすると、
食べられる子が多くいます。

危ない!
面倒!
そこは少し置いておいて、
一緒に料理を楽しんでみましょう。

そして、舌にある味を感じる味蕾は
10歳頃をピークに
大人になるにつれて減少すると
ご存知でしたか?

大人になると
コーヒーが飲めるようになったり、
ミョウガが美味しく感じたり。

これは味覚が鈍感になるため、でもあるようです。


好き嫌いを無くすコツは
諦めず、また食べることに
挑戦すること!

調理法を変えてみる、とか
時間をおいて、またそのまま食べることに挑戦するとか、

チャレンジしてみることです!

一般的に、親が苦手な食べものを
子が苦手になる傾向があります。

その食材が食卓に並びにくい、のもあると思いますが、
パパ、ママと一緒で苦手!と
一緒がカッコイイ!
誇らしくなってしまう、こともあるようです。。。

注意したいですね。


幼少期の食への興味が
一生の食を決める

と言っても過言ではありません!

子育て中の方を応援する
料理講座を開くのがわたしの夢です。


今日もお読みいただき、ありがとうございました!








☆はじめまして☆

はじめまして管理栄養士のmimiです。これから食育に関するブログを書きます。

よろしくお願いします。


初回記事は

簡単な自己紹介とともに、

食のお話を書きますね。



わたしは、小学校の給食が大好きな食いしん坊で、

栄養士を目指しました。

卒業後は、大手料理教室の講師をしながら、

管理栄養士資格を取得。


育休2回取得し、ワーママです。

4歳男の子、1歳女の子がおります。


前職で、こども料理教室の仕事をしながら感じたこと、

また自ら母親になり思うことは、


こどもの頃からの食習慣の重要性、

食への興味を築くことの重要性です。


生きることは食べること


こどもの頃に良い食習慣を築いて

一生維持をする!


それだけ、食育は大切だと、

わたしは思っています。

毎回様々な食育のわだいの記事を書きたいと思っています。

よろしくお願いします。




さて、わが家にも1歳になったばかりの子がおりますが、

つい先日、離乳食にはちみつを使用した6か月の赤ちゃんが死亡してしまう、

いたましい事故が起きました。


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離乳食教室には行かなかったのだろうか

なぜ、ママははちみつの危険性を知らなかったのだろう


知らせる術は無かったものか、


インターネットにも、離乳食のはちみつレシピが載っていたとか?


悔やんでも悔やみきれません。


そもそも、はちみつの何がいけないのでしょう。

それは、はちみつに含まれるボツリヌス菌です。


乳児のボツリヌス症は、ボツリヌス菌の発芽前のものが体内に入って発育し、毒素を出すことで引き起こされます。

大人が食べても害はありませんが、乳児の消化器官は未熟のため、菌が増殖してしまうのです。

1歳を過ぎれば、問題ありません。


はちみつは、アミノ酸が含まれ、ビタミン、ミネラル豊富、健康効果が高いことが知られていて、

体に良いものを赤ちゃんに、と赤ちゃんにあげたのでしょうか?


甘くすれば、離乳食を食べてくれる!とあげたのでしょうか。 


はちみつと同じ、ボツリヌス菌を含む黒糖も

1歳まであげてはいけない食材です。


ネット社会で、なかなか正しい情報が得にくい今ですが、

大事な情報は、人の目に何度も何度も触れるようにあってほしいものです。


最後に。


離乳食をなかなか食べてくれない!と

悩んでいるお母さん。


大丈夫!ゆっくり、ゆっくり!

そのうち食べますよ。

甘くしたり、味付けは不要です!


なるべく自然の味を大事にし、

素材そのままの味、

和食ならではのだしの味を大事に、愛情持って調理してあげましょう。


愛情を込めた料理を作り、

すこやかな心と体を育ててあげましょう。


きっとこども達に届くはず。


では

これからどうぞ宜しくお願いします。 

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